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日顕上人は、禅寺の墓地に石塔を建立したのではないか
創価学会は、日顕上人が平成元年に、福島市にある御親戚の阿部家の墓石建立の法事に赴(おもむ)かれたことを挙(あ)げて「謗法」だといっています。しかし、学会が何をさして謗法だというのか、その理由がはっきりしません。

第九世日有(にちう)上人の『化儀抄(けぎしょう)』には、
「縦(たと)い禅(ぜん)・念仏(ねんぶつ)の寺・道場の内なりとも法華宗(ほっけしゅう)の檀那施主(だんなせしゅ)等が之(こ)れ有らば仏事を受くべきなり」(聖典989頁)
とあります。
日顕上人は、『化儀抄』に従って墓石の開眼(かいげん)供養を行われたのであり、まったく謗法には当たりません。しかも、福島市の墓地の所有者は御親戚の方であって日顕上人ではありません。日顕上人が所有される阿部家の墓地は、以前から大石寺墓地にあります。
日蓮正宗の信仰者が、他宗の寺院墓地において、墓石を建立し開眼法要を行っても、本宗の正しい化儀に則(のっと)ったものであれば、何も謗法ではないのです。

ちなみに現在、福島の阿部家の墓地は、禅宗寺院白山寺脇(はくさんじわき)の土地にありますが、これは、明治時代に官の指導によって、個人墓地から公共(こうきょう)墓地に移転したもので、白山寺の檀家(だんか)墓地とはもともと区画を別にするものです。

また、阿部家は代々日蓮正宗の信仰を貫(つらぬ)いてきた家柄であり、禅宗の檀家などではありません。それは、第六十世日開(にちかい)上人が阿部家の御出身であられたことからも明かです。
要するに創価学会の誹謗(ひぼう)は、ためにする悪口にすぎません。

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