宗門は、創価学会の初代会長牧口常三郎氏、第二代会長戸田城聖氏の時代から、日蓮正宗の教義を広宣流布するために活動する創価学会に対して、あらゆる面で支援し協力してきました。
また、宗門僧侶は創価学会員に対しても、日蓮大聖人の仏法を正しく信仰し、幸福な人生を歩むよう全力を尽くしてきました。
そこには「創価学会をだます」とか「会員をたぶらかす」などという邪(よこしま)な考えは微塵(みじん)もなかったのです。

かつて第六十六世日達(にったつ)上人は、創価学会創立四十八周年記念代表幹部会の席上、
「この30年間、学会はまことに奇跡的な大発展をとげられた、そのために今日の我が宗門の繁栄が築かれたことは歴史的事実であり、その功績は仏教史に残るべきまことに輝かしいものであります。しかし、その陰(かげ)に、宗門の僧侶の挙(こぞ)っての支援と協力があったことを忘れないでいただきたいのです」(大日蓮号外・昭和53年12月号14頁)
と御指南されています。
なお、この質問の事柄について詳しくは〈第三章06項目〉を参照してください。

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