創価学会は、日蓮正宗の信徒団体として設立されました。
創価学会の使命と目的について、歴代会長の言葉を挙(あ)げてみましょう。

初代会長牧口常三郎(つねさぶろう)氏は、
「大善生活がいかにして吾々(われわれ)の如(ごと)きものに百発百中の法則として実証されるに到ったか。それは、仏教の極意たる妙法の日蓮正宗大石寺にのみ正しく伝はる唯一(ゆいいつ)の秘法があることを知らねばならぬ」(大善生活実証録・第四回総会報告13頁)
「どこまでも御開山(ごかいさん)上人の正しく御伝へ下された、日蓮正宗大石寺の御法義に従い奉って『自行化他(じぎょうけた)』の大善生活をなし、国家教育の革新に貢献したい」(大善生活実証録・第五回総会報告5頁)
と述べています。

第二代会長戸田城聖(じょうせい)氏は、
「日蓮大聖人様から六百余年、法灯連綿(ほうとうれんめん)と正しくつづいた宗教が日蓮正宗である(中略)この仏法こそ、私たちを真に幸福にみちびいてくれる宗教であることを、私たちは日夜身をもって体験しているのである」(戸田城聖全集3−111頁)
「私たちは無知な人々をみちびく車屋である。迷っている人があれば、車に乗せて大御本尊様の御(おん)もとへ案内していくのが、学会の唯一の使命である。宝の山にはいって宝をとるかとらないかは、その人の信心の結果であって、ただ宝の山たる大御本尊様へ案内するのが、われわれの学会の尊い使命なのである」(同113頁)
「なんといっても、御本山に登り、親しく大御本尊様を拝(おが)まなくては、本物の信心にはなれない(中略)今後も、できるだけ多くの会員を登山させるよう、計画をたてたいと思っている」(戸田城聖全集3−490頁)
といっています。

また、第三代会長の池田大作もかつて、初代・二代会長の言葉を受けて、
「わが創価学会は、日蓮正宗の信者の団体であります。したがって、私どもは、大御本尊様にお仕(つか)え申し上げ、御法主上人猊下(げいか)に御奉公申しあげることが、学会の根本精神であると信じます」(昭和35年5月3日会長就任挨拶『大白蓮華』昭和35年6月号7頁)
と述べていました。
これら歴代会長の言葉からも、創価学会が日蓮大聖人の仏法を正しく信仰する日蓮正宗の信徒団体として出発し、御法主上人の御指南に随順(ずいじゅん)して信行に励んできたことは明らかです。

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